一時停止中の Redshift において、メンテナンスが実行されるのか教えてください
この記事はアノテーション株式会社 AWS Technical Support Advent Calendar 2021のカレンダー | Advent Calendar 2021 - Qiita 17日目の記事です。 そして、本日は私の誕生日でもあります!
困っていた内容
Redshift を一時停止する予定があるのですが、一時停止期間中にクラスターのバージョンアップ等のメンテナンスは実施されるのでしょうか?
結論
Redshift では、一時停止中にメンテナンスは実行されません。
一時停止したクラスターを変更することはできません。クラスターでスケジュールされたアクションは実行されません。これには、スナップショットの作成、クラスターのサイズ変更、クラスターのメンテナンスなどのオペレーションが含まれます。
Redshift と RDS では、一時停止できる期間が異なります
Redshift では期限の定めが無く停止を実行できるのに対して、RDS では停止を実行してから 7 日間一時停止の後に、RDS インスタンスが自動起動します。
RDS インスタンスが 7 日間で強制的に再開される理由
メンテナンスを実行する為に、1度の停止で最大 7 日間という制限を設けています。
一時的に Amazon RDS DB インスタンスを停止する
DB インスタンスは最大 7 日間停止できます。7 日後に DB インスタンスを手動で起動しなかった場合、DB インスタンスは自動的に起動されるため、必要なメンテナンス更新が遅れることはありません。
Redshift を長期で停止した後に起動する際、気を付けること
AWS 公式ドキュメントにいくつかクラスター再開時の注意事項がありますが、長期に一時停止した際に最も気になるのは、クラスターのバージョンアップかと思います。
停止中にスケジュールされたメンテナンス(エンジンバージョンのアップグレード)が実施されていないクラスターは、再開後の次回のメンテナンスウインドウにてバージョンアップグレードが実施される為、ご注意ください。
再開されたクラスターのクラスターバージョンは、クラスターのメンテナンスウィンドウに基づいてメンテナンスバージョンに更新されます。